ラブライブ沼にハマりかけている
ひょんなきっかけからラブライブにハマってしまった。
推しである関根梓ちゃんがスマホのアプリゲーム"スクールアイドルフェスティバル"、通称"スクフェス"をやっているという内容のブログをあげたことが事の発端である。
#azunyan #本格始動|アップアップガールズ(仮)オフィシャルブログPowered by Ameba (2015-01-13 23:29:44)*1
その後も継続的にゲームの進捗を報告してくれている。
#azunyan #絵里ちゃん押し|アップアップガールズ(仮)オフィシャルブログPowered by Ameba (2015-01-15 22:28:31)*2
#azunyan #くどぅーさん|アップアップガールズ(仮)オフィシャルブログPowered by Ameba (2015-01-17 22:35:30)*3
#azunyan #レベル36|アップアップガールズ(仮)オフィシャルブログPowered by Ameba (2015-01-19 20:57:22)*4
#azunyan #ランク45|アップアップガールズ(仮)オフィシャルブログPowered by Ameba (2015-01-21 19:20:26)*5
#azunyan #解禁|アップアップガールズ(仮)オフィシャルブログPowered by Ameba (2015-01-22 21:16:06)*6
#azunyan #どどんと!|アップアップガールズ(仮)オフィシャルブログPowered by Ameba (2015-01-24 15:00:50)*7
スクフェス…CMなどで耳にしたことはあるが一体それはなんなのか。
とりあえず最初のブログがあがった直後にDLしてみた。
ラブライブ始めた
— ほみー (@homii8823) January 13, 2015
最初にμ's*8 9人の中からひとり選び、その子のR*9をもらってスタートする。
ぶっちゃけると、かよちんで始めた
— ほみー (@homii8823) January 17, 2015
ゲームのジャンルはリズムゲームで飛んでくるリズムアイコンに合わせてタップするというシンプルなもの。すぐにハマった。
ライブと呼ばれるゲームをプレーして溜まる経験値EXPによりRankアップしていき、それに伴ってストーリーが進んだり、新たな楽曲が解禁されたりする。簡潔に言えばそれだけなのだが、このゲームには別の醍醐味があるというか、裏にある大きな設定が核となる。
それがすなわちラブライブ!であり、μ'sである。
『ラブライブ! School idol project』(ラブライブ スクールアイドルプロジェクト)は、雑誌『電撃G's magazine』(KADOKAWA アスキー・メディアワークス)・ランティス・サンライズの合同ユーザー参加企画、および関連作品の名義。
ラブライブ!はもともとは出版・音楽制作・アニメ制作の会社が雑誌上で始めた企画だったらしいが、付随して漫画化、アニメ化、そしてゲーム化などと拡大していっている。曲をリリースすればオリコントップ10、声優がパフォーマンスするライブはアリーナでもチケットが取れない過熱ぶりであり、アニメは映画化も決定している。スクフェスのユーザー数は全世界1000万人を超えたとか。
まだ各コンテンツを消化し切れてはいないが、特に注目したのはアニメである。恐らく多くのラブライバーのきっかけとなったのがアニメだっただろうと推測する(いや意外とスクフェス始まりもいるのかな)。アニメでは、今まで不明だった設定やストーリーが明らかになっていき、それにより個性あるキャラクターたちの特徴がラブライバーの知るところとなった(らしい)。
スクフェスをプレーしてるうちにストーリーに登場するμ'sメンバーのことが気になり始めたので、アニメを見て彼女たちのことを学ぶことにした。
アニメは2013年1-3月放送の第1期と2014年4-6月放送の第2期がある。
もちろん順に全部見てみた。
ラブライブアニメ見るか勉強するかの二択しかない
— ほみー (@homii8823) January 17, 2015
1期見終わった…いいはなしだなー
— ほみー (@homii8823) January 17, 2015
ラブライブ第2期見終わった(報告)
— ほみー (@homii8823) January 18, 2015
という具合に2日かけて全話を消化することに無事成功した。ストーリーはざっくり言うと、主人公の9人がスクールアイドル活動を通して共通の目標を持ち、互いに刺激し合いながら成長していく、といった感じ。μ'sに青春を捧げ、スクールアイドルの祭典ラブライブ優勝を目指すという劇的なストーリーもさることながら、キャラクターごとに悩みやトラウマを抱えており、それを乗り越えていく心境にフォーカスした人間ドラマも感動的であった。
そしてキャラクターのキャラがわかったことで、推しと呼べる存在ができた。
「二次元 魅力」などとGoogleに聞いていた私が、である。
あぁ凛ちゃん(かわいい)
— ほみー (@homii8823) January 18, 2015
星空凛。
元気で明るい1年生部員である。運動能力が高く柔軟性もあり、スクールアイドルトップレベルのバネを持つとか。スクフェスを始めた際の暫定推しは第一印象で小泉花陽だったのだが、たった5日間で推し変を経験してしまった。3次元アイドルでもしたことないのに。
凛ちゃんは明るさが取り柄だけど単なる陽気なやつというわけではなく結構空気が読める賢さはあり、人当たりがよくて友達思いで心がほんとに綺麗で、性格は正直非の打ち所がない。ショートカットが似合っていて大きな目、口角の上がった口、ビジュアルも非常に愛くるしい。これらのことは1期ですでに薄々感じていたのだが、如何せん推すに足りる材料が示されずもう一押しがなかった。悪いところがないから、ではまだ推せない。
しかし2期5話、ついに凛ちゃんフィーチャー回を迎える。これまで話の中心にはならず影の薄かった名脇役凛ちゃんにやっとスポットライトが当たる。凛ちゃん自身気づいていなかった思いや素質への気づきがあり、この回を境に一皮剥けるのだ。一見快活に見えて少々臆病な一面があり、それを克服することで、見た目もボーイッシュだった服装がガーリーなものへと発展を遂げ、新たな魅力を見せてくれることとなった。
この回で凛ちゃんの揺れる気持ちにグッと惹かれてしまい、大好きになってしまった。二次元を好きになるというハードルは意外にも低かった。二次元への気持ちは現実とは切り離された特別な感情なのではなく、アイドルを推す感覚の延長にある、という印象。まあ凛ちゃんアイドルだしな。
そう、話は大分ずれたように思うけど、端的に言えばアニメを見てスクフェスがより楽しくなったよという話。スクフェスは手持ちのカードで9人のユニットを組んでライブに臨む。その部員はもちろん能力の高いものを選ぶんだけど、メンバーの特徴を知り、思い入れができた今、その絵が誰なのかっていう感情的なウェイトが大きくなってくる。同じくらいの能力なのにこの子だからお気に入り、大切みたいな。重点的に練習でレベル上げちゃお、みたいな。
それからやがて、好きな子のURを引くということが最大の関心事にもなる。URを引くこと自体も低確率でスペシャルなイベントなんだけど、それが推しだったらいいなとただただ願うのである。
ゲームしてるだけなのにその子のことを思って引きたいなって考えてる状況、推しに会いたいな、週末会えるのかなって考えてるヲタクの状況に似ているのではって思うのです。二次元だろうと三次元だろうと推しという存在への感覚は共通なのかもなって。さっきも言ったけどこれは二次元は二次元でもアイドルというキャラだからという部分はもちろんあるのだろう。私が凛ちゃんをアイドルとして見てるという前提がある。同時に、もし二次元ガチ恋だとしたらそれは三次元ガチ恋と共通項があるという仮説も立てられる。うむ、奥が深いぞ。
友達にラブライブにハマっちゃったよ〜と話したら、元からそういう素質はあったよね、と返ってきた。自分では二次元にハマってるのが意外なんだけど、アイドルの延長と考えたらそうでもないかもしれないなと。なんせ、ラブライブにはメンバーがいて、楽曲があり、ダンスがある。ラブライブを追うことは日頃のアイドル鑑賞となんら変わりはないように思う。ドルヲタとしての素質、である。
ラブライブ2期 snow halation - YouTube
KiRa-KiRa Sensation!(키라키라센세이션) - YouTube
楽曲もいいんだよなあ。思わずiTunesでポチったもの。
スクフェスでは現在メドレーフェスティバルというイベントが行われている。全国のラブライバーと累計イベントptを競い、ランキングによってSR花陽などの報酬がもらえる。6桁のランキングが用意されていて、人気沸騰中の賑わいが感じられすごく楽しい。さすがラブライブ。ラブライブという設定の上に上手く現実のラブライバーの世界が構築されている。
関根ちゃんの興味対象を共有したいという出来心から始めてしまったラブライブ。関根ちゃんよりも幅広く詳しくなってしまっているし、アプガ現場干した*11のに家でスクフェスしてしまったし、予想外にクリーンヒットしてしまった…。
ラブライブ沼は思ったより深い。