UNFOLD

展開してこ

いま会いに行く

GWが終わった。9日間もあったのだけど遠出はしなかった。なんか余裕がなかった。精神的にも金銭的にも。

 
今年のGWは、アプガと酒、そして別れ。そんな感じだった。
 
会いたい人にはちゃんと会いに行かなきゃならない。少しばかり面倒でも、ちょっと都合が悪くても、時には無理をして。会えなくなってからではどうしようもない。
 
幸いにも3ヶ月前会いに行けた。親に散々誘われて、課題や試験という現実からちょっと逃げたくて、若干受け身な感じで。会話も弾まなかったし何かしてあげられた訳じゃないし、訪問を喜んでくれたかなんか正直わからない。けど個人的には会いに行けたという事実に勝手に満足してしまっている。ほんと自己満足だなって思う。でも会いに行くという行為なんて大概自分本位なんじゃないかな、とか思ったり。
 
別れの瞬間というのはいつのことを言うのか定義は曖昧である。最後に会ったときか、二度と会えなくなったときか、見送ったときか。あるいは心の中に住み続けるみたいな洒落たこと言う人もいるかもしれない。最近滅多に顔を合わせてなかったのに別れを迎えた途端にじわじわと喪失感を感じ始めるのだから不思議だ。都合がよすぎるなとか思って自己嫌悪感に繋がったりもする。でもこれもそんなもんなのかな。失ってわかる、ってやつ。ちゃんと社会に出ること、今からできる祖母孝行はそれしかない。今の環境に感謝しなければならない。
 
話は戻るが、先述の通りアプガと酒のGWを過ごした。アプガに会いに行くと約束もしてないのにみんなに会える。特に決まってないのにそのままみんなで飲みに行く。で、なんとなく朝まで過ごしてしまう。冷静に考えてみるとすごいことだなって思う。他の交友でこんな無計画なのに波長が合ってしまう人ってなかなかいない。月並みな言葉だが、アプガに出会えてよかった、とか真顔でタイプしてる。いつまでこうしていられるのだろうか、と笑いながら話したけど実際切なくなる話題だ。
 
何事にも終わりはあるんだとわかっていても虚無ではないと信じたくなる。それこそ虚無だなとも思うのだけど。